能登半島大地震において被災された

すべての方々に

心よりお見舞いを申し上げます。

 

センターがある高岡市伏木も

液状化、断水、停電などで、

町の風景が変わってしまいました。

自然の猛威は理不尽であるとは思いつつ、

しかしそれでも

人の温かさ、強さをあらためて感じ

捨てたものではないと知る

ありがたい機会ともなっています。

 

コロナ禍の時に外国の文化相が言った

言葉を思い出します。

クリエイティブな人々のクリエイティブな勇気は危機を克服するのに役立つ。

私たちは未来のために良いものを創造する

あらゆる機会をつかむべきだ。

そのため、次のことが言える。

アーティストは必要不可欠であるだけでなく、

生命維持に必要なのだ。特に今は」

 

それぞれの営みの中でできることを考え、

前向きな言葉、前向きな行動で

一年を少しでも明るく変えていく

お手伝いをしていきたいと思います。

がんばりましょう。

 


センターがとやまクリエイター大賞を受賞!

この度、3年に一度富山広告協会が開催する「とやまクリエイター大賞」に、「ばーと◎とやま」が選ばれました。心より感謝申し上げます。本来は優れた広告活動などに対して送る賞でデザイナーが受賞する例が多かったのですが、今回は、障害のある人をアートやデザインの力を通して社会につないでいく、普及活動や支援活動の様々な取り組みに対して評価をいただきました。特に現在のように注目される以前の十数年前から継続して取り組んできたことに対しての評価が高かったようです。先立つものがない中で、展望と使命感とアイディアで様々な課題を乗り越えてきましたが、そこで形作ってきた今までにない発想での支援活動は、まさしくソーシャルアート、ソーシャルデザインの感覚で形になったものです。今回の受賞事由である4つの活動「展覧会 NOMAMAtoGAMAMA」「POーOF ART PROJECT」「とやまふぉんと」「cotae」はここ3年間で動き出した新しい活動です。これまでも、「アートコミュ」などの人材育成事業の他、母体である工房ココペリでは「トランク・プロジェクト」「だれでも創作体験」「映画上映会」「作家発掘」などなどの、取り組みを行ってきました。しかし、これらのどの活動もスタッフだけでは何一つ形にはなりませんでした。

この賞はまさしく、これまで活動に関わってくださった、アーティスト、ご家族、スタッフ、デザイナー、ボランティア、ファン、福祉事業所、文化施設、企業、それぞれがいただいた賞だと思います。つながりに対しての評価を誇りに思います。

今後も、障害のあるなしに関わらずアートや文化活動に自然に参加できる場づくりに向けて、精進していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。


富山県民会館美術館で三人展開催!

3月9日から富山県民会館で開催予定です。富山で創作活動に取り組んできた、注目すべき表現の三人のアーティストの展覧会です。


初日に行われたギャラリートークの様子です。